dx

イメージ:みかんの収穫

株式会社ニュウズ(以下、当社)では変化し続ける市場環境とお客様ニーズに対応していく為、
デジタルトランスフォーメーション戦略を策定しました。
DX推進強化に取り組み、ビジネスプロセスの最適化を図り付加価値を創造してまいります。

  1. 企業経営の方向性及び情報処理技術の活用の方向性
    弊社は、「本氣のみかんで幸せを届ける」を経営理念として、農業界の先駆者となるべく、新しい挑戦を行い常に前向きな農業経営を行う会社を目指しております。
    先祖代々培ってきた知見を活かし、お客様とスタッフのことを第一に考えながら、みかん栽培から販売まで私たちの手で一貫して行ってきました。また、顧客接点を増やすべく、複数店舗や自社ECサイトの販売、台湾への輸出に取り組んできました。昨今の日本国内における人口減少や少子高齢化により、 農業界は後継者不足や耕作放棄地の増加、価格競争などの深刻な問題を抱えています。「農業は閉鎖的」というイメージも根強くあり、働く人のモチベーション向上や新規従事者の確保が急務となっています。
    そのような農業界の変革の起点となれるように、DX推進により社員満足を追求し将来の夢が語り合える会社にすると共に、農業界の常識にとらわれない新しい挑戦を積極的に取り組んでまいります。
    具体的には更なるデジタル技術の活用により、「効率的な栽培」「ICTを活用した栽培管理」「農業界へのニュウズモデルの発信」を行う事ことで、お客様へ「本氣のみかんで幸せを届ける」会社であり続けます。

    代表取締役 土居裕子

  2. 企業経営及び情報処理技術の具体的な方策
    ①目的: 販売単価上昇
    手法: 選果機システムの導入により、品質の安定化→顧客との信頼度向上→販売単価上昇を目指す。
    顧客からの評価→生産現場にアウトプット→収穫できたものをスコアリング→高品質生産へつなげる。
    ②目的: 顧客ニーズを詳細に把握、社員のモチベート
    手法: 顧客管理システムにより、顧客ニーズを詳細に把握し、効果・効率よく販促活動を行い売上増加を目指す。
    ⇒お客様の生の声を取り入れて、社員さがモチベーションアップを上げて、効率化・生産性向上を目指す。
    ③目的: 省力化また効率的な栽培
    手法: 栽培管理システムの構築により、ICTを活用した省力化また効率的な栽培を行う。(時期:社内で認識すり合わせしておく)
  3. 戦略を効果的に進めるための体制
    各部署の連携強化(各部門にDX担当者を配置)
    DX担当部署の設置(まずは部署内のDXについて考える)
    ⇒意見の拾い上げ・纏めは社長自らが主導し進める
    将来的には専門部署を設置する。
    専門部署の図
  4. 最新の情報処理技術を活用するための環境整備の具体的方策

    【生産】

    1. 目的: 生産性アップ、高品質柑橘の栽培
      手法: 生産スタッフは、タブレットにより現場から栽培日誌を記入。園地状況をその場で入力。
    2. 【出荷】

      目的: リアルタイムに情報共有をする
      手法: 出荷部門では、電子パネルを設置しその日の作業スケジュールを全員で共有。(現状はホワイトボードを使用)
      作業時間に対する意識を持たせる。また、加工品の在庫管理はスプレットシートを用いてリアルタイムに情報共有
    3. 【通販】

      目的: お客様と繋がりを持ち続ける、生の声を聞く
      手法: 通販部門は、WEBでFace to Faceでの受注を実現。定期的にオンラインで園地と顧客を結び、生産現場からニュウズを
      知ってもらう仕組みをつくる。商品のファン→会社のファンになってもらう。
    4. 【ショップ】

      目的: 顔の見える接客
      手法: ショップ部門では、SNSを活用して在庫状況による販促がスピーディにできる仕組みを構築。
      販売に関しては、業務の効率化、業務の属人化防止、顧客満足度向上を目的として、CRMを導入し顧客ひとりひとりにあった商品提案を行う。
  5. 戦略の達成状況に係る指標
    【KPI達成によって実現できること】
    従業員の満足度向上
    農業界の常識にとらわれない新しい挑戦を積極的に行う
    高品質なみかんをつくり、高価値を顧客へしっかりと届ける
    【KPI】
    に関連:離職率を減らす
    に関連:DXのチャレンジ件数
    に関連:顧客接点の増加(購入リピート率のアップ、顧客数の増加)